日本にいない 活躍するMLBの二世選手

障害

プロ野球で二世選手として活躍している選手はMLBにはいるものの、日本のプロ野球界でMLBのように活躍し成功している二世選手がいないということは、野球ファンの中でも知られている話です。日本のプロ野球の二世選手では長嶋選手や野村選手が有名ですが、いずれの選手も親ほどの活躍はできずに引退しました。日本の二世選手はやはり親が有名だと比べられたり、学生時代の野球部でいじめられるなど様々なプレッシャーや要因があるとも言われていて、親を超えるような大物選手や親子揃って名選手となることは希少と言えるでしょう。

一方で、MLBではボビーとバリーのボンズ親子やケン・グリフィー親子などが親子揃って活躍したことで有名で、それ以外にも親子で活躍している選手は多くいます。それに加え、MLBでは祖父の代から三代で活躍する一家も存在しており、中でも有名なのはヤンキーズの指揮者のアーロン・ブーン監督です。祖父はオールスターに2回選出された内野手で、父親はオールスター選出4回、ゴールドグラブ賞7回の実績を誇る名捕手、そしてアーロン・ブーン監督自身も現役時代にはオールスターに出場しています。さらに、兄もイチローと一緒にマリナーズでプレーしていた選手で、打点王1回とゴールドグラブ賞を4回を獲得するなど、この家族はアメリカ屈指の野球家族として有名です。

日本で3年間巨人軍で活躍していたクライド・ライトもオールスター選出暦を持っており、その息子もワールドシリーズで活躍する二世選手です。